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2011年7月25日月曜日

仏国1周自転車旅

先週、滑りこみセーフで地デジ対応TVを購入した訳だが、CSチャンネルを頻繁に切り替えていると自転車ロードレースの映像が一瞬目についた。ツール・ド・フランスである。今季は終わったと思っていたのだが、終盤の山岳コースに入っていた。

世界最大のロードレース、ツール・ド・フランス。一時は国内でも放送されていたものであるが、ヨーロッパサッカーやF1程には国内に定着しなかった。当時の放送では、ミゲル・インドゥライン選手が大活躍した前後であるから、20年程前になるか、早いものである。

 

当時の放送は、コース終盤からゴールまでがライブ放送で、その前はビデオ編集で短縮されていた。このCS番組では一切ビデオ編集はない、全てライブのようである。山岳コースの激戦は面白い。特に、峠を越えた後の長い下り坂の、スピード感溢れるレースは爽快である。その日のゴールは、長い坂道を登り切った地点に設けられているので、実に意地悪なコース設定である。が皆同じ条件、文句は言えまい。

 

強靭な体力、持久力、精神力、そしてロードレース特有のチーム戦略やサポート体制。個の力だけでは勝利することができない。今回、日本人選手は参加していなかったようだ。体格的に貧相な大和民族には不向きな競技かもしれない。しかしこのハンディを乗り越え、かってのMLBの野茂投手や女子ゴルフの岡本綾子のように、注目選手がでることを期待したい。

 

昨夜はパリ凱旋の最終区間。凱旋門前の周回コースには多くの観衆が詰めかけている。いつもは車で溢れている街路樹の大通りを、この日ばかりは自転車の一群が蜂の群のように独占している。このようなシーンを、東京青山通りや神宮外苑あたりでも見られることを期待したい。


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