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2011年7月6日水曜日

輪行で被災地に帰省

72 -5日帰省した。

輪行
件の「大人の休日倶楽部」利用で4日間JR東日本の鉄道乗り放題13000円なり。最寄り新幹線駅の一ノ関で下車。そこから大船渡行きのバス乗り場まで約200m。手荷物を背負い自転車バックを肩から下げた格好で、駅前広場の地元三賢人象、大槻玄沢・磐渓・文彦の脇を通り抜け、ノンストップでたどり着く。バスの専用手荷物倉庫は利用できず、仕方なく客室に持ち込む。狭い通路もなんとかクリア、後方の座席の隣席に置くことができた。輪行の際には公共交通機関の乗り換えに難渋するものであるが、小型・軽量の強みである。
大船渡の中心地に向かって



盛町 → 大船渡町 → 末崎町細浦地区へ
大船渡線終点の盛で下車。前の5-6人程の年配の御婦人方がJRパスを出していたので驚いた。JRバスではなかったのだが、有効らしい。一ノ関からのバス代を払わずに済んだのである。偉大なるべしJRパス。不便な地にも、都会のパス利用者はドンドン出かけてくるようだ。

自転車を組み立て、末崎に向かう。途中、市内最大の被災地である大船渡市街地を通る。スーパー、ホテル、銀行等の大きな建物は被災した当時のまま放置されているように見える。前回訪問の322日時点に比べ瓦礫は相当片付いてはいるが、被災範囲は広大であり未だまだの感がある。
1960年チリ地震津波の水位標(4.04m)

大船渡の市街地


大船渡湾口を左に眺めながら、難所の丸森展勝地を越える。
丸森展勝地より大船渡湾口を望む(右の半島が末崎町)


あとは下りで一気に末崎の中心地区細浦に入る。重機が入り作業員も手作業で片付けを行っていた。先程通ってきた大船渡地区に比べ、瓦礫が相当片付いている。残るであろうと思っていた建物も全て撤去されている。やや高台の細浦駅舎右隣りにあった滝田医院もその例外ではなかった。JR大船渡線より下の海岸方面は、すっかり何も無い状態になってしまっている。
細浦駅ホームより湾を見下ろす
細浦駅ホームより大船渡方面を望む
細浦駅ホームにまで津波が到達
細浦漁港 - 海面が近い

町が小さいぶん、復興の槌音が早く聞こえてくる予感がする。
更に、実家に向かいペダルをこぐ。









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