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2011年9月26日月曜日

毒入マンジュウを食う覚悟

田舎の親戚からコメが沢山送られてきたのは以前に報告した。大口の需要があれば、今後コメを直販しても構わないとの生産者の仰せ。そこで、知っている近所のコメ屋さんに立ち寄った。

個人農家からの取り扱いも可能とのこと。ただ新米については、放射能汚染の問題で農家からの直接仕入れは、現状難しいらしい。JAを通すのであれば検査してから出荷するだろうが、個人レベルでは放射能汚染チェック設備はない。これがネックなそうだ。

殊に、若い奥様方は大変神経を使っているらしい。妊婦や幼い子供の健康を考えれば当然である。近所の幼稚園でも同様らしい。多くの園児を守る責任がある。いくら国が「直ちに健康に及ぼすレベルではない」と空念仏の如く唱えても、誰もマトモに信ずるものはいない。ましてや、放射能に対して影響を受けやすい胎児や子供達であり、親の責任として当たり前の行為である。過剰反応と一笑する訳にはいかない。むしろこのことに配慮を欠いた国当局者の頭の方が狂っている。

コメの話はここで中断した訳ではない。古米ならむしろ在庫が不足し、できれば欲しいということであった。そろそろ今年の新米が流通する頃である。子供を抱えた親たちは、古米を求めて奔走するとも限らない。

ただ思うのだが、コメは、葉や茎を食す野菜に比べ放射能汚染の影響が出にくいのではないだろうか。コメは籾殻で覆われているぶん、放射能の浸透は少ない。また、水田の特性もある。田圃の水と一緒に放射能は河川に流されるので、畑に比べ残留放射線濃度が早く減衰するのではないだろうか。そんなことで、コメは放射能汚染を受けにくい農作物と思うのだが。シロウト考えではあるが・・・。

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食うものが無ければ、多少毒が入ったマンジュウでも食わなければならない。原発を利用するということは、この毒入りマンジュウを食う覚悟でなければならない。

大量の電気を消費して毒入りマンジュウを食うか、電気の利用を減らし、多少は生活が不便になることを覚悟の上で、毒の入ってない安全なマンジュウを食うか。長期的な視点に立った現実的な選択肢は、この二つしかない
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