本日届いたハガキは、住所が赤崎町の仮設住宅になっていた。対岸のこの町に嫁いでいる者は少ないので、何方かおおよそ検討がついた。電話番号は変更されていなかったので、S子さんであることが確認できた。
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在京メンバーの○子に中間報告を兼ねて電話してみる。K子さんについてもきいてみた。やはり元気ではない方のK子さんのようである。要件が済んだらすぐ切ろうと思っていたのだが、長々話し込んでしまった。体調が今ひとつらしい。精密検査を受けても原因が分からず、病院からは取り敢えず5種類程の薬をもらっているらしい。姉御肌の落ち着いた口調ではあるが、いつもより声のトーンが心持ち低い感じがする。話しているうちに、日常の悩みがすこしずつ吐露されてきた。体調不良は慢性的なストレスも原因しているのではと言ったところ、本人もそれを自覚していた。
家庭の雑事から離れ1-2週間完全フリーの状態になってみてはとアドバイスしてみる。家人に対しフリーになれる正当な理由をあれこれ考えてみた。被災地のボランティア、温泉湯治、JRパスを利用した気ままな一人旅、等々。そして思い至ったのだが、被災した同級生を慰問取材してくるのはどうだろうかと提案してみた。返信ハガキを回収した段階で、同級生の避難先がおおよそ把握できる。皆の近況や被災当時の状況を取材し、その内容を文集にして発送するのも一考である。その時は頼むからとお願いしたら、ご本人快諾してくれた。そして受話器を置いた。
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