宛先不明で戻ってきた封筒に混じり、早速1枚の返信ハガキがあった。住所、電話は記載されているが、差出人が分からない。女性の筆跡らしい。その時はっと気づいたのだが、氏名欄がなかったのである。返信ハガキをレイアウトした拙者の凡ミスである。今更焦ってもしょうがない。住所と電話と筆跡から、差出人の検討がつく。だた、今回は被災し仮設住宅に移っている者も多いので、どこまで参照できるのかは、その時になってみなければ分からない。携帯Telの記載でもあれば本人確認がとれるのだが・・・。気をきかせて、空欄に氏名を記入してくれることを願うのみである。
人間思わぬ失敗に気づくと自己嫌悪に陥るものである。他人から見て些細なことでも、ヘンにクヨクヨすることがある。人間は感情の生き物だ。心が傷つくと、頭のどこかに化学反応が生じ、精神の平衡状態が乱される感覚がある。拙者の場合、たいした事でなければ一晩眠れば元通りになる。人によっては、それが何日も続くかも知れない。人に注意され、非は注意された側にありながら往々にして感情を害することがある。そして、時には暴力沙汰に及ぶことがあるから厄介だ。中には、「アッソー」とケロリ平然とした鈍感?人もいる。そんな人を見ると羨ましくなる。宇宙は広い。些細なことでウジウジ悩んではいられない。前進あるのみである。
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