→ プルトニウム検出のニュース
やはりと言おうか放射能汚染は尋常ではない。専門家の話では、プルトニウム等の重金属類は爆発しても飛散せず、原発周辺に留まっていると説明していた。またしても彼らはウソをついている。いくら重いといっても微粒子状であれば、水素爆発で噴出し、浮遊している塵や水蒸気に付着し、風で遠くまで飛散するのは当たり前ではないか。このような単純明快なことが、彼らには理解できないと言おうか、いたずらにパニックを煽らないようにするためなのか、都合の悪いことはバレるまで無視する体質が、ここにも現れている。
これまでセシュウムの放出するベーター線強度にばかり注目してきたが、アルファー/ベーター線を放出するプルトニウムやネオジウム等も厳密にチェックする必要がある。が、これらの分析は単純ではないので厄介である。また、プルトニウムに限っては半減期が2万4千年というのだから尋常ではない。
ガンマー線と異なり質量を伴う放射線なので、内部被曝によるDNAの損傷は、写真で見る限り激烈である。まるで車のフロントガラスに石がぶつかっで出来る紋様のようだ。たとえ微量とはいっても、原子の個数でいったら天文学的な数値には変わりがない。それらが半永久的にアルファー崩壊する訳だから、健康に影響が無いと言われても、やはり不気味である。
本来、天然界には存在していなかったものが、人間の核の利用とともに地球上に出現してきた。極微量とは言われても、一度体内組織に取り込まれたら、DNAの損傷は免れない。いってみれば、遠くから機関銃で乱射されているような状態である。弾丸が人の急所に当たるかどうかは神のみぞ知るである。
いたずらにパニックになるのも良くないが、政府の言うことをまともに信ずるのも危うい。ともかく、放射能の危険性にルーズになってはいけない。そんなことで、参考になりそうなサイトにリンクを設けておいた。
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