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音楽付いてきた勢いで、YouTubeを気ままに検索しては音楽ビデオを聴いていた。気がついた時には、2amを回っていた。床に就く前に、最後の検索を試みてみた。探し求めていた、まさにそのシンガーと曲が見つかったのである。シンガーは英国のクレオ・レーン、曲は「He was beautiful」。今では、「カヴァティーナ」もしくは「ディアハンターのテーマ曲」として知られているが、彼女の歌うこの曲は以前にはアップされていなかった。
35年程前に、当時若手No.1クラシカルギターリストのジョン・ウィリアムズの伴奏がフューチャーされたLPを発見した。シンガーは、拙者には初耳のクレオ・レーン。収録されていた曲は、ビートルの「エリナ・リグビー」、ボサノバの「ウェーブ」、「フィーリング」、「キリング・ミー・ソフトリー・ウィズ・ヒズ・ソング」等で、いずれもお馴染みのポップなナンバー。ジャズ、ボサノバ、そしてクラシカルなサウンドがミックスした軽快なギターとバンドによる伴奏、そして彼女の自由奔放かつ繊細な歌声に聞き惚れたものである。 その中でも、始めて耳にするこの「He was beautiful」が、特に拙者のお気に入りとなった。
それから数年後のことと思うが、映画「ディア・ハンター」を見ていたら、ジョン・ウィリアムズのギターソロとオーケストラによるテーマ曲が、クレオ・レーンの歌った「He was beautiful」と同じメロディーで流れてきたのである。
以来、「ディア・ハンターのテーマ曲」として、特にクラッシック・ギターのスタンダード曲として演奏されるようになった。が、彼女の「He was beautiful」はあまり知られていないようだ。LPプレーヤーも無い現状、レコードも田舎の実家で死蔵されている。何十年振りにこの曲に接し、探し求めていた昔の親しい友人にやっと出会えたような、そんな感じである。どなたか、この佳曲をアップしていてくれた、感謝である。
→クレオ・レーンの歌う"He was beautiful"
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ところがである、この曲がTVの「真珠夫人」主題歌に使われていたことを検索で先程知った。YuoTubeで視聴したところガッカリである。同じ曲、同じ歌詞でもこれだけ違うのかと、この落差に驚いた次第。聴かなきゃよかった・・・。
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